両建てのできるFX会社を3社紹介

あまり一般的には行われないことではあるのですが、FX会社の中で両建てが可能な証券会社を探している人もいると思います。

両建てはスワップポイントがマイナスになること、スプレッドのコスト2倍、取引手数料の問題などであまり推奨されません。

ですが、それでも両建てをしたい!という方のために、(とりあえず一度試してみたい、利益があがる方法を思いついた、等)両建てが可能になっているFX業者を掲載しておきます。

もちろん、一つの証券会社の中で両建てするのではなく、複数の証券会社でFXの口座開設をしておいて両建てするという人もいます。(スワップ金利のサヤ取りをする場合など)

ちなみに私が以前使っていた海外業者ですが、一つの登録で複数口座・・・というか複数IDを取得して証拠金を分割しておくこともできました。

特に両建てをしたいということではなかったのですが、海外FX業者の中にはこういった柔軟な対応をしてくれる所もあります。

ただ、海外FX業者を利用していると税制面で不利になってしまうという場合もあるので今から利用するのであれば注意が必要になると思います。いろんなやり取りが英語だったりして面倒くさいなんていう問題もありますし。

当時は入金とか出金とかする時に英文書類の郵送が必要でした。輝ける英検4級保有者(汗)の私には苦痛でしたね。最初っから国内業者を使っていればよかったです。(でも昔は国内FX業者は手数料が高かったので・・・)

ということで、国内大手の両建て対応について。

GMOクリック証券

『FXネオ取引』で両建ては可能になっています。ただし、GMOクリック証券のホームページでも、『両建ては経済合理性を欠く取引のため推奨しておりません』とされています。

⇒ GMOクリック証券

両建てについては結構多くの問い合わせがされているみたいで、「よくある質問」コーナーにも両建て絡みの質問&回答が多数掲載されています。

例えば・・・

・FXネオで両建て取引をしていればロスカットされることはないですか?⇒いいえ、スプレッド拡大やスワップポイントの影響でロスカットされることがあります。

・じゃあくりっく365ではロスカットされることはないですか?⇒いいえ、スワップは問題無いですがスプレッド拡大でロスカットされることがあります。

みたいな感じの質問が多いみたいです。

DMM.com証券(DMM FX)

両建てが可能です。GMOクリック証券同様に、経済合理性を欠くので推奨していません。また、両建てしていても『スプレッドの拡大や必要証拠金が増加することによってロスカットの可能性があります』という注意文章が掲載されています。

⇒ DMM FX

こちらの質問コーナーも両建てとロスカットに関するものが掲載されています。

外為オンライン

両建てが可能です。両建ては推奨していないのは同様なのですが、外為オンラインのホームページでは新しい規制による両建てでの取引証拠金の減少について図解入りで掲載されています。

⇒ 外為オンライン

平成22年の証拠金規制適用後の取引証拠金について解説されているわけですが、ここにももちろん「両建てについてのデメリット」が書かれています。

それでも両建てしたいなら

FX各社では両建てについては全く推奨されていないというわけなのですが、それ以上に資金的に問題が出るのが「複数業者を利用しての両建て」でしょうか。

証拠金規制適用後には、一つのFX会社で両建てをした場合には大きいポジションに対して取引証拠金が必要になるわけですが、複数業者を利用して擬似的に両建てをした場合にはそんなこと関係なく両方に取引証拠金が必要になります。

ロスカットされないための余裕資金が倍近く必要になってしまうわけで、資産運用をしていく上である種の制限がかかってしまいますね。

もっとも、一つの業者で両建てをした場合には、証拠金が少なく済むということで過大なポジションを取って自滅してしまうという人もいるでしょうけど・・・。

【参考】

○両建てを利用するケース

FX投資をしている人のほとんどは、両建てを使って売買を行うということはまず無いでしょう。

基本的には相場の上下動に対して損益が発生するわけではありませんし、一つの証券会社で両建てをしている場合にはスワップポイントの差額によって確実に損をしていきます(DMM FXを除く。DMMの場合には買いと売りのスワップポイントが同額なので両建て状態でスワップポイントで損失を出すということにはなりません)。

一般的に言われているケースとしては、「指標発表などがあるときにどちらに転んでも良いようにしておく」ということですね。

まぁ・・・大きな変動が怖いということであれば一旦ポジションを外してしまえばいいのかもしれませんが、そのポジションの損益や蓄積したスワップポイントによっては(税金の関係で)ポジションを処分したくないという場合もありますからね。

このように長期保有しているポジションがある場合には両建てをしておくというのもメリットの一つということができそうです。

○両建てのメリットをあえて考える

ということで、上記以外の両建てのメリットを無理矢理考えてみました。

「損失が膨らむ痛みを感じない」

というのはどうでしょうか(汗)?そのまま放置しておけばどんどんと損失が膨らんでいきますが、ここで両建てをする事によって一時的に損失はそれ以上膨らまなくなります。心理的に「これ以上損は増やしたくないけど損失の確定をさせたくない」という人にとってはポジションを解消するよりも有効な手段なのかもしれません。

・・・うん、苦しいですね。結果的にスプレッドやスワップポイントの分は損するわけですし、相場が逆に動いた時には両建てしていることが足枷になって損失を回復できないわけですから・・・。

○証券会社を複数利用しての両建て

一つの証券会社の中で両建てをするのではなく、複数の証券会社を利用して反対ポジションを取り擬似的に両建てをするということにはそれなりに意味があります。

ただしこれは、為替相場の上下動による損失を抑えるということではなくて、2つ以上の証券会社でのスワップ金利の差額を狙ったいわゆる「スワップ金利サヤ取り」を狙った手法ということになりますね。

1万通貨あたりで多くても1日に5円か10円というのがせいぜいですし、毎日のようにスワップ金利の変動を監視しておかなければならないという問題点はあるんですけど、単純な手法の中ではかなり安定して利益を出すことのできるやり方かもしれません。

⇒ 複数の証券会社で口座を開設する

・・・とは言ってもそんなに簡単に利益を出す方法が見つけられるというわけではなく、実際に探してみると金利のサヤを発見するということ自体がまずは最初の難関なんですよね。

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