同じFX業者で2つの口座を持つことは可能?に回答

資金管理とかポジション管理の問題で、同じFX業者に2つの口座を持ちたいと思うことはありますよね?

ですが、実際には現在の日本国内の証券会社では同一名義で口座を2つ以上開設できる所はほとんどないと言っていいでしょう。

  • 『同一名義で複数口座をお持ち頂くことはできません』(インヴァスト証券)
  •  

  • 『同一のお客様が複数口座を開設することはできません』(DMM.com証券)
  •  

  • 『同一名義で複数の口座を持つことはできません』(FXプライム)

基本的には両建てをしたいのであれば同じ口座内でできる証券会社が多いですし、(両建て自体コストが高いので多くのFX業者では推奨していませんが・・)ポジション管理を細かくやりたいというのであれば、複数の証券会社でFX口座を開設すればいいのではないかと思います。

2つの証券会社を利用しても手間はそれほど変わらない

10も20も口座開設をするというのであれば別ですけど、2つか3つくらいの証券会社を利用するというのであればそれほど手間は変わらないと思います。

このサイトで紹介しているようなFX業者であれば取引システムの使いやすさという点には力を入れていますので、それほど違和感なく複数口座を利用することが可能でしょう。

両建てでの取引がしたいという場合には、両建てが可能な証券会社を使うよりもむしろ複数の証券会社を利用したほうがわかりやすいということもあります。

ちなみに・・・

逆に昔は両建てが可能なFX業者というのは少なくて、(両建てしようとするとポジションが閉じるとか(汗))同一名義で複数の口座を開設できるというFX業者が多かったですね。私も2005年くらいに海外のFX業者を利用していたことがあるのですが、

私「もう一つ口座欲しいんだけど?」

FX業者「オーケーオーケー」

みたいな感じで複数口座を開設できたんですよね。たまに英語でメールが入ってくるので翻訳するのが面倒でしたが・・・。あと、当時は税率が高かったのでその分が結構大変でした。

ということで、現在は

  1. 両建てするなら可能な一つの口座内でOK

  2. 2つ以上のFX口座が必要なら別の証券会社へ

というのが基本的な事項でしょう。もっとも、現在は両建てする場合には別口座ではなくて同一口座の中で行なった方が手数料的には若干お得なこともありますけど。

そもそも両建ては無意味?

ただ、FX投資を行う上では両建てという取引手法はほとんど意味が無い場合が多いです。恐らくスワップポイント分で損失を出すことになるでしょう。両建てするくらいだったらその分のポジションを解消すればいいわけですからね。

ただし、考えようによっては両建てに意味が出てくる場合もないとはいえません。

・税金の問題

証券会社によってFXでの税金の取り扱い(というかロールオーバーなどのやり方)が微妙に違うので、ポジションを解消するのと両建てするのとでは少し税金の金額が変わってくることがあります。

・スワップ金利の取り扱い

上記の税金の問題と似ていますが、スワップ金利が決済された時点で入ってくる証券会社と毎日のロールオーバーの際にポジションに組み込まれる証券会社に分かれています。

また、決済時点で入ってくる証券会社でも確定申告時の取扱いが微妙に異なっていたりするんですよね。こういった税制面を考慮した上で両建てしたり複数口座を使い分けたりする人がいないわけでもありません。

【参考】

何度も取引を繰り返しているうちに、FXの取引会社を乗り換えたいと思うこともあるでしょう。

  • スプレッドや手数料が不満
  • 取引システムが使いづらい
  • 自分に合った注文方法を探したい
  • もっと別の通貨を取引したい

例えばこんな感じでしょうか?それぞれについてどうすれば良いのか考えていこうと思います。

○スプレッドや手数料が不満

FX初心者によくありがちなことなのですが、有名な会社とか、規模が大きな会社だったら安心だろうと思って口座を開設したら、実はとんでもなく手数料が高かったということがありますよね。

一般的なFX業者だったらドル円のスプレッドが1銭以下なのに、有名な会社が運営しているシステムでは5銭も10銭もスプレッドを取られたりということが、信じられないことではありますが現実にあるわけです。

ヘタすると広いスプレッドを設定している上に高額の取引手数料を取られるところもあるので最悪です。

私がFXデビューをした当時は、ホームページ上で手数料やスプレッドについて公開していない、というとんでもないFX業者ばかりでした。(誰でも知っている大手企業が運営しているのに)

そのため、実際の手数料や各取引通貨のスプレッドについては口座開設のための書類やパンフレットを取り寄せたり、実際に口座開設をして取引システムにログインしてみないとわからない、なんていうとんでもない状態だったんですよね。

しかも、そんな手間をかけて明らかになるのが物凄い金額の手数料とスプレッド。当然スワップポイントの開きも超大きく・・・。

片道1500円とかバカなことを言ってるわけですよ。100万通貨じゃありませんよ?1万通貨の、しかも片道で1500円ですよ?業者以外に誰がこの取引システムで利益があがるというのでしょうか?

そこまで極端ではないにしても、ちょっとした1銭以下というスプレッドの差がFX投資では大きな利益(損失)の違いとなって出てくるわけです。

FX初心者であってもこういった手数料部分については結構すぐ気付きますが、どこのFX業者で取引したらスプレッドや手数料が安く済むのかわからん、という疑問は中級者クラスでも持っているようです。

こちらのページでは、手数料・スプレッドの安いFX業者を掲載しているので参考にしてみて下さい。

⇒ 手数料・スプレッドの安いFX業者

自分の現在使っているFX業者が、実は取引手数料が高いなどですごく不利だということに気付いたら、即刻それよりも有利な所で口座開設をする、というのがFXで上手に資産運用をする秘訣でしょう。

○取引システムが使いづらい・自分に合った注文方法を探したい

FX各社ではそれぞれ特徴を出すために様々な取引システムを開発して投資家が利用できるようになっていますが、あまりにも独自性を出そうとしたがために使いづらいシステムを提供してしまっているFX業者もいるんですよね。

取引システムが使いづらいっていうのは、同時に発注や手仕舞いがしづらいということでもありますし、結局は損益に直接関わってくることでもあります。後で述べる発注方法とも大きな関連がありますよね。

実際問題、自分にとって使いやすい取引システムを探すには、デモトレードを活用するしかありません。

基本的にはデモトレードの登録をしたからといって変な勧誘をされたりということもありませんし、(「デモトレードの調子はどうですか?」くらいのメールは届きますが)そんなに難しく考えないで登録してもいいと思いますよ。

特に海外業者を使っているという場合には、取引システムが全て英語だったり、翻訳されていても変な日本語だったりと傍目には最悪のシステムに慣れてしまっていることが。

英語で書かれているがために便利なチャート機能に気付かない、下手すると注文方法がよくわからないまま・・・なんていう場合もあるので極力国内のFX業者を使うべきでしょう。

システム以外にも税制の問題なんかもありますしね。トラブルがあった時に日本人が対応してくれるかどうかっていうのは安心感がすごく違うと思います。

○もっと別の通貨を取引したい

基本的にはドル円とかユーロ円、ちょっと手を広げてもフラン円とか南アフリカランド円くらいの取引しかしない、というのがFX取引を始めたばかりの人では普通だと思います。

でも、少し取引慣れというか、損したり利益があがったりを繰り返すうちにもっと別の通貨でも取引を行ってみたくもなるんですよね?そうじゃないですか?

昔私がFX取引を始めたばかりの頃は取引可能な通貨ペアも少なかったですし、仮に取引できたとしてもマイナー通貨はスプレッドが物凄く広かったんですよ。スプレッド1円とか(汗)

今は多くのFX業者でマイナーな通貨ペアでも取り扱うようになってきましたし、それほど大きなスプレッドを採用しているところもありません。

例えば外為オンラインでは24通貨ペア、外為ジャパンだと15通貨ペアの取引が可能です。(2017年2月現在)

外為ジャパンはそれほど通貨ペアが多くはないですが、全て1000通貨単位での取引が可能です。

ちょっと別の通貨での取引を試してみたいという場合には、いくつか新しい口座を開いてみてもいいかもしれませんね。

 
別の証券会社に新しく口座開設をして資金移動をする場合には、現在保有しているポジションをそのまま保持しても大丈夫かどうかということを十分検討してください。手持ちの銀行口座などから新たな証券会社に振り込むのであれば関係ありませんが、多くの人は今持っているFX口座の一部の資金を移すことになるでしょうから。

その場合には証拠金が減少することによって今まで使っていた証券会社での証拠金維持率が低下することになります(レバレッジが上昇する)。結果的にロスカットラインも近くなってきますし、比較的ギリギリの線でFX取引を行っていた場合には資金を移動しようとして出金した途端にロスカット・・・ということもあるわけです。

そこまで極端な話にはならないとしても、やはりポジションを全てそのままで新たな口座に資金の一部を移すというのは証拠金に余裕がある人だけですね。新規の口座開設をするのであれば、やはり現在の手持ちのポジションをある程度解消しておくというのが無難でしょう。どうしてもポジションを解消したくないというのであれば、一度ポジションを解消した上で新しく作った口座の方でその後同じポジションを立てればいいわけですから。最近は出金や入金手続きにもそんなに時間はかかりませんので割とスムーズだと思います。

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