FXの口座開設はいくつやっておくべきか?

基本的には2つあれば十分

これからFX投資を始めたいと思っているあなたにとって、「口座(証券会社)はいくつ用意しておけばいいんだろうか?」というのは結構な悩みどころではないかと思います。

万が一に備えて資金を分散しておきたいという気持ちもあるでしょうし、色々な売買方法を試してみたいという気持ちもあるわけです。

特に、自分で頭を悩ませながら作った売買システムであれば、他の通常の取引をしている口座やスワップ金利狙いの口座とは別に分けておきたいですよね(投資成績がわかりやすいので)。

 
で、新しくFX口座の開設をするというのであれば、基本的には2つあれば十分でしょう。通常の取引用と、ちょっと変わった売買システムでの取引用です。

私自身が経験があることなんですが、一番最初のスタート時点というのはどうしてもたくさんの証券会社に口座が欲しくなってしまいます。

実際の所、私の場合には何と4つの口座開設を最初の段階で行っていました。色々と資金を分散してやってみたいことがあったんですよね。

 
しかし、実際に取引を始めてみると資金の分散バランスをとるのが難しかったり(分散して証拠金が少なくなるとどうしてもロスカットラインも近くなってしまいます)、証券会社毎に全く異なる取引システムを扱うのが大変だったりするんですね。

結果的に、上で書いたように「スワップ金利狙いで放置しておく用の口座」と「積極売買を行う口座」の2つしか運用することがありませんでした(手数料とスプレッドが高かった残りの2社は使いませんでした)。

2つの証券会社を選ぶなら?

そういったわけで、次の問題は「どことどこの証券会社で口座開設をするか?」ということになります。

もしも私のように、「スワップ金利狙いで放置しておく用の口座」と「積極売買を行う口座」の2つの口座を運用するのであれば、次の2つの証券会社を選ぶのが良いでしょう。

⇒ DMM FX

⇒ GMOクリック証券

この2つの証券会社を選んでいるポイントは2つです。

スプレッドが狭いこと
スワップポイントが有利であること

『DMM FX』『GMOクリック証券』の両方とも業界最狭水準のスプレッドを提示しているので手数料的な部分で非常に有利な取引ができるということに加え、『DMM FX』の場合には売り買い同値のスワップポイントを提示、『GMOクリック証券』の場合にはプラス側のスワップポイントが非常に有利ということで有名です。

売り買い同値のスワップポイントと言うのは要するに、米ドル/日本円の買いポジションで+20円になるとしたら、同じ数量での売りポジションに対して-20円を提示しているということですね。

 
これがどのような場合に有効に使えるかというと、ズバリ両建てをする時です。

特にFX投資を始めた時には両建てを組み入れた売買システムを結構多くの人が考えていたり試していたりしますから、両建て時に問題になりやすいスワップ金利での損失を防ぐことができるというのは大きいでしょう。

 
この2つの証券会社で口座を開設しておくことによって、複数の取引方法を別口座で試すということが可能になるでしょう。

例えば、両建てを含んだ取引手法を試すのであればDMM FXで、スワップポイントを長期間蓄積していきたいというのであればGMOクリック証券で、という感じですね。

⇒ DMM FX

⇒ GMOクリック証券

また、どちらの証券会社も取引手数料が無料・スプレッドが業界最狭水準という条件を提示してくれているので積極的に売買していくという場合にも向いているでしょう。

 
3つ目、4つ目のFX口座が欲しい・・・という場合には、この2つの証券会社を使ってみてそれでも口座数が足りないと感じてからでも遅くはないのではないかと思います。

【参考】

FX口座を二つ以上作っておきたい、という場合には2つのケースがありますよね。

・同じ証券会社に二つ目の口座開設をしたい
・別々の証券会社で二つ以上の口座開設をしたい

前者の場合には日本国内のFX証券会社では基本的に不可能なので(個人口座と法人口座を持つことは可能)、ここでは後者の『別々の証券会社で二つ以上の口座開設をしたい』ということについて考えてみましょう。

○二つ目のFX口座を作る時に重要なこと

誰でもFX投資をする時には利益を得ようとするのが当然ですから、複数の口座開設をした結果が全然利益があがらなかったとか損をしてしまったという事態は避けたいものですよね。

そこで、複数口座を持つ時にはどういった証券会社選びをすれば良いのかを考えます。

為替差益を狙うための口座
スワップポイント狙いの口座

これを別々に持っておきたいという人もいるでしょうし、両方共為替差益を狙いたいという人もいるでしょうし(両建てに使うとか)、両方共スワップポイント狙いにしたいという人もいるでしょう(サヤ取り気味にするとか)。

○為替差益を狙うための口座

長期的にポジションを保有しておいて大きな為替差益を狙う・・・というのであれば証券会社はどこでもそれほど大差ないのですが、2つ以上の口座を持つからには割と頻繁に売買を行うタイプの人が多いと思います。

こういった投資手法を採用する時に重要なのは、やはり取引手数料とスプレッド。取引手数料が無料の証券会社を使うのは当然ですね。

スプレッドについては米ドル円を基準として考えればいいと思います(米ドル円のスプレッドが有利なら、他のユーロ円や豪ドル円のレートも有利)。ここで大手証券会社に口座開設して売買する・・・となると、結構スプレッドにより損失が大きくなるんですよね。いまだに殿様商売状態なので我々FX投資家にとっては不利な条件になっています。

○スワップポイント狙いの口座

これについてはあなた自身が保有しようと思っている通貨ペアのスワップポイントを各証券会社でチェックして比較検討するのが一番だと思います。

毎日のようにスワップポイントが最も有利な証券会社は変わるので、今日有利だった証券会社が明日も有利だとは限らないのが難しいところです。

そのため、一定期間のスワップポイントの数値を眺めてみて、ある程度有利だと判断した証券会社で取引をするという妥協点を見つけることになるでしょう。

くりっく365を使っていた場合

これまでくりっく365を使っていたという人や、くりっく365のスワップ金利の仕組みが魅力的だと思う人の場合には、むしろDMM FXを利用することをおすすめします。

⇒ DMM FX

DMM FXではくりっく365と同様に売り買いでの同値スワップを実現していますから、取引手数料やスプレッドの差などを考慮すると明らかにくりっく365よりも条件が良いんですよね。

取引条件が良いということは、単純に利益を出しやすいということ。もちろん、くりっく365を採用している証券会社のシステムが使いやすいとかっていうのであればそちらでも良いと思いますけど、特に理由がなければ手数料などが安く済むDMMを利用した方がいいでしょうね。

複数の証券会社を使ってFX投資をする場合には、それぞれの証券会社で税金の取り扱いがどうなっているかを確認した方がいいでしょう。ロールオーバーシステムの違いなどにより、特にスワップポイントについては決済済みか保持中かによっていつ課税対象になるのかが微妙に異なってくる場合が多いです。

特に、初めて複数の口座を使うことになる場合には資金の振り分けは慎重にした方がいいでしょう。うっかり保有ポジションを処分しないでそのまま資金移動をしてしまえばその分レバレッジが上がることとなり、当然ロスカットラインが極端に近づいてしまいます。口座に入っている資金以上には基本的に損失を被ることがないとはいえ、ロスカットラインが近いというのはどう考えても利益より損失を出してしまう確率のほうが高いでしょう。

○立派そうな証券会社を使いたい?

複数の証券口座を持つ際の基準として、「老舗で有名で立派そうな証券会社だと安全性が高そう」といった考え方をしている人が結構います。昔から営業していて資産運用を全然やっていない人でも知っていてテレビコマーシャルでも頻繁に見かけるような証券会社を使いたい、ということなんですね。

実際の所は現在のFX環境としてこういった有名過ぎる証券会社に口座開設をするメリットがありません。他のページでも触れていますが無駄に手数料もスプレッドも高くてはっきり言って勝てる理由がないんですよね。知名度が高いのをいいことにスプレッドもスワップ金利もボッタクリ状態。「何と、取引手数料が無料になりました!」とかって今頃やってたりします。FX取引で手数料無料なんていつの時代の話だよ、と。

とにかくこういった古めの証券会社に共通しているのは、『情報を持っていない金持ちの素人投資家から徹底的に手数料を巻き上げようとする』ということですね。まぁ、はっきり言ってしまえば・・・バカから金を取れ、っていう考え方で営業しています。FX投資なんかはネット売買をする人が多いのでそこまででもないですが、昔ながらの株式投資や投資信託なんかは必死に営業をかけて無駄な売買をさせたり無意味にファンドの乗り換えをさせたりして手数料を稼いでいるんですね。顧客の利益なんかこれっぽっちも考えていません。

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