FXの口座開設で勤務先への在籍確認を避けるために
FX投資をするために口座開設をする、となると、気になってしまうのが申し込みフォームの『職業欄』『勤務先名』の部分ですよね。
資産運用をするわけですから職業や勤務先について正しく申告すること自体は構わないのですが、これを書いたことによって不安になるのが・・・
『証券会社から会社・勤務先に在籍確認の電話がかかってくるのではないか?』
ということです。
ここでは、FX投資の口座開設時に在籍確認の電話はかかってくるのか?また、どうやったらそれを防げるのか(会社にバレないように投資したい人もいるはずですから)ということを解説していきます。
在籍確認を避けるなら使う証券会社の選択が重要
まず最初に抑えておくこととしては、証券会社によって「在籍確認をする証券会社」「在籍確認をしない証券会社」があるということですね。
FX投資始めたい人が会社に知られることなくスタートするにあたっては、口座開設をする所として「在籍確認をしない証券会社」を選ばなければならないということになります。
では、どういった部分で在籍確認の有無を判断すればいいのでしょうか?ウェブ上に「我が社は口座開設を申し込んだ人の会社に対して在籍確認をします」なんて書いているわけじゃないですしね。
行き当たりばったりで適当に証券会社を選ぶっていうのはちょっと冒険が過ぎるでしょう。
口座開設審査に時間をかける証券会社はNG
具体的な判断基準としては、口座開設の申し込みをした時点から実際に取引開始が可能になるまでの期間が長過ぎる証券会社はNG、ということです。
例えば取引開始まで1週間とか2週間とかかかるとか。最近はどこの証券会社であっても口座開設にかかる大体の時間を公開していますからそれを参考に。
時間がかかるということはつまり口座開設のための審査に時間をかけているということですから、会社・勤務先に対して何らかの調査をしている(在籍確認も含めて)と考えて良いでしょう。
「何日くらいで取引可能になります」って書かれていない証券会社の場合には非常に長い時間がかかる可能性が高いです。
だって、短期間で口座開設が可能だったらそれはその証券会社のウリになるわけですから、書いていないということは審査に時間がかかる(こっちが調べてほしくないことまで調べている)ということですよね。
そもそも、ウェブからの申し込みでも書類記入による申し込みでも、審査にそれほど時間がかかりそうな項目が他にないわけです。
資産額を基準にするというのであれば入力数値(あるいは選択項目)による判断で一発ですし、職業だって年齢だって同じこと。
資産運用の経験年数なんかも機械的に判断できる部分なわけですから、やはり開設審査に時間がかかるということは、手入力された「勤務先名」「勤務先電話番号」「勤務先住所」から何らかの調査をしているということに。
金融資産の額が正確かどうかなんて、証券会社としては調べようもないわけですから(銀行が問い合わせに対して回答するわけがありません)、審査に時間がかかる証券会社ではやはり勤務先に在籍確認などをするくらいしかないのでは。
口座開設がスムーズな証券会社を選ぶ
そうなると、勤務先に在籍確認をされるのを避けたい(どんな理由があるにしても)という場合には、口座開設が数日ですぐに終わるような証券会社で口座開設をするのが良い、ということになるでしょう。
短時間で審査を行うのであれば勤務先への細かい調査や在籍確認をしているヒマなんてないわけですから、申し込むこちら側としては安全性が高いと考えることができます。
その中でも特に審査が短時間で済むところとしては次の証券会社が挙げられるでしょう。
⇒ DMM FX
ここだと最短で申込翌日にはFX取引ができるようになります。
最短で翌日に可能になる・・・ということは、審査を即日終わらせてIDやパスワードの送付なんかもその日に済ませてしまっているということなのでしょう。
そう考えれば、勤務先に電話をかけたり細かい個人情報を調べたりしないというよりは、そんな時間の余裕がないということになるわけです。
勤務先に余計な電話をかけてほしくないとか資産運用をしていることを周囲に知られたくないとかっていう場合にはこの証券会社が選択肢として最有力になるでしょう。
実際、開設されている口座数なんかを見てもここは国内でトップクラスの数になっていますし、そういった理由がある人も多く利用していると考えられます。
証券会社が在籍確認したがる理由とは?
さて、そんな『大迷惑な』勤務先への在籍確認ですが、なぜ証券会社によってはこういった調査をしたがるのでしょうか?
これには次のような理由が考えられます。
社会的地位のある人だけを審査に通したい
何かあった時に責任を取りたくない
そもそも客を信用していない
こんな感じなのではないでしょうか・・・?どうしても「古くからある大企業」的な感じになってしまいますが。
じゃあ、専業主婦とかアルバイトとか無職の場合にはどうなるんだ?ということになりますけど、この場合には次のような対応になるんでしょうね。
1.問答無用で審査に通さない
2.お金を持っていそうなら本人に電話をする
このどちらかの対応になるでしょう。
もちろん、1番の『審査に通さない場合』でも即日「駄目です」とは言いません。1週間くらいかけて真剣に審査をしたフリをした上で「今回は残念ながらご縁が・・・」とかって断ってくるでしょう。
私は銀行の事業用口座開設で一度これをやられたことがあります。
2番の『お金を持っていそうなら本人に電話をする』についてですが、携帯電話とか自宅の電話とかにかけてきてしつこく根掘り葉掘り色々なことを聞かれます。
まぁ、要約すると「お金持ってんの?」「自己責任だってことわかってんの?」ということを長々と質問されるんですね。
私は昔大きな証券会社でFX口座開設した時にもこれをやられたことがあります。最終的には開設できましたが。
ただ、そこは他の所よりも極端にスプレッドが広かったので、1ヶ月くらいで別の所に移りましたけどね・・・。